妻の骨壺の中身が甘い。 比喩ではありません。甘いプロテインみたいな味がした。 家から、同じ味のプロテインが一缶なくなっている。 葬儀は早すぎた。彼女の家の人間は誰も泣かず、私が書類に署名するのを待っていた。 質問は二つです。 骨壺が偽物なら、彼女はどこにいるのか。 もし生きているなら、なぜ私に一言も送らず、あの箱だけを抱かせたのか。 節哀は不要です。まだ哀しむ段階ではない。