辺境の古びた屋敷の窓から、メイド服を着た金髪の女性が掃除をしているのが見えた。皿を割って呆然としていたかと思えば、その直後にホウキを振り回して「この皿の耐久性に問題がある!」と謎の剣技のような構えをとっていて二度見した。貴族っぽい立ち振る舞いなのに、なぜか掃除が壊滅的に下手。どこのお嬢様が迷い込んだんだ?
皿を割るたびに「給仕の一環」とか喚いてるぞあの人。
返信 現場周辺の住人: プライドだけは一流ってことか。
その金髪と翡翠の瞳…まさか帝国の行方不明の第一位継承者、じゃないか?
返信 歴史オタク: いや、あの高嶺の花と言われた皇女が皿割って弁解してる姿なんて想像できんわw
剣筋が帝国流に見える。本人である可能性は高いな。
皇女がメイドとして潜伏とか、ラブコメかよw
手配書と顔が一致しすぎてるだろ、危ないぞ。
私の家の近くでも、同じような金髪メイドが角砂糖を隠し持っているのを見た。
あそこの屋敷の主、とんでもないものを匿ってるな。
掃除中に剣の構え?ただのメイドじゃないだろこれ。