今夜、皇宮の魔力部エリアを通りかかったんだけど、大臣の執務室の扉が少し開いていてさ。 あの冷徹で有名な大臣が、ソファに深く座り込んで深い溜息をついてたんだ。書類の山に囲まれてるいつもの光景だけど、手元にはハーブティーが置かれていて。誰か特定の人にだけ淹れさせるっていう噂のあの茶だよ。眉間の皺を寄せたまま、誰かを探すように扉の方をじっと見ていて、その表情があまりにも無防備というか…正直、あの人がこんな顔をするなんて信じられない。何があったんだ?
辞表を出すたびにはぐらかすって噂も聞いた。本人に直接聞くしかないでしょこれ。
返信 真相解明したい: 本人に聞く勇気なんてあるわけないだろ! 毒舌で追い返されるのがオチだ。
無能は視界に入るなって口癖の人が、誰かを待つような顔をするなんて……矛盾してないか?
返信 通りすがり: それな。誰を待ってたんだ? 補佐官? それとも……?
いやいや、ありえないでしょ。あの大臣が弱みを見せるなんて。見間違いじゃない?
返信 深夜の魔法省職員: いや、間違いないよ。この目ではっきり見た。いつもの鋭い眼光は消えてたんだ。
大臣の仕事量は普通じゃない。あの人が倒れたら国が終わるって皆知ってるしね。
大臣が唯一、拒絶しなかったのがあの補佐官だって話は本当なのか?
みんな、これって のことだよね? あの完璧主義者がこんな姿になるなんて……何が彼をそこまで追い詰めてるの?
大臣は昨日も朝まで執務室にいたよ。もう自分の屋敷に戻る気がないんじゃないか。
あのハーブティー、専属の補佐官にしか淹れさせないって噂のやつよね?