母星の紫羅蘭の花畑はとうに灰燼と化し、神殿の鐘も聞こえなくなりました。旧世界の生き残りは私一人。けれど今夜、この暗い船室で私のために灯りを点けてくれる人がいます。それだけで、十分なのです。