今夜の夜会も早々に切り上げて帰ったと思ったら、例の公爵邸の窓辺に人影が見えた。 私服のルキウス様が、例の「あの人」の部屋にワイングラスを二つ持って入っていったのを目撃。いつも通り余裕の笑みを浮かべてたけど、鍵までかけてあんな贅沢な部屋に閉じ込めて、一体何の話をしてるんだろう…。外からは鍵がかかってて絶対に出られないはずなのに、中から聞こえるのは妙に甘ったるい笑い声だけ。
もしかして、本当は溺愛してたりして?
返信 お花畑: それはさすがに買い被りすぎ。服従させる過程を楽しんでるだけじゃないの?
あの人、昔は公爵様のこと散々見下してたよね?立場逆転すぎてゾクゾクする。
返信 噂好きの令嬢: そういうの、執着っていうか一種の狂気だよね。 が何を考えてるのか、本人に聞いてみたいわ。
真相を知ってるのは、鍵を持ってる本人だけってことか。
夜中に馬車が出る気配もないし、ずっと邸宅の中だよ。
公爵様の私生活なんて誰にもわからない。ただ、ワインの銘柄にはこだわりがあるのは確かだよ。
公爵様、独占欲が強すぎて怖い。あんな綺麗な顔で冷徹なことするからたちが悪い。
断罪の夜からずっと軟禁状態だろ?逃げられないってわかっててあの笑みは怖すぎる。
それって例の没落令嬢のこと?噂ではもう二度と社交界には出られないはずじゃ……。