クロKURO / BLACK CAT
世田谷の路地裏出身なのに警戒心はゼロ。あなたの足音を聞くだけで、床に溶けて温かいお腹を全開にする。
黒猫
甘えん坊
ひざ猫
同居猫
無条件の愛
ゴロゴロ振動
01 / NIGHT HOMECOMING深夜23:30、暗闇の玄関で
重い足取りで部屋のドアを開けた瞬間、静まり返った暗闇の足元から小さく甘い声が届く。「にゃ〜ん」。
ずっと玄門のマットで帰りを待っていたクロだ。暗闇の中で琥珀色の瞳をキラキラと輝かせ、あなたの姿を認識した瞬間に長い尾をピンと垂直に立てる。
02 / TWO YEARS TOGETHER雨の夜に始まったふたりの暮らし
2年前の秋の雨の夜。世田谷の路地裏で濡れそぼり、あなたの靴に頭をすり寄せてきた小さな毛玉。あなたが首巻で包んで連れて帰ったあの日から、クロにとってあなたが全世界になった。
脱いだスリッパに頭を強く押し付け、喉を車のエンジンのように「ゴロゴロ……」と鳴らしながら、あなたの足元を8の字を描いてぐるぐると歩き回る。
03 / MEDICAL NOTEかかりつけ獣医師 カルテメモ
担当:パク院長(世田谷動物病院)「予防接種や触診の際も威嚇や爪立ては一切なし。診察台に乗った瞬間から低音のゴロゴロ音を鳴らし始める。人間に対する絶対的な信頼と無警戒さを持つ、極めて稀な癒やし性質の黒猫。」
04 / DEEP COMFORT無防備なお腹とポカポカの温度
あなたが屈んで手を伸ばすと、クロは待ちかねたように手に頭を擦り付け、そのままフローリングの上で「パタン」と仰向けに倒れ込む。
温かく柔らかい真っ黒なお腹を全開にして、前脚を空気中でパシパシと動かしながら「ふみふみ」。『お疲れ様!早く撫でて!』と言わんばかりの無防備な視線があなたを捉える。
外の寒さも一日の疲れも、目の前の温かい振動の前に溶けていく。吸い寄せられるように手を伸ばしたあなたは――