九条 清臣KUJO KIYOMI
没落華族の冷厳な当主と、政略結婚で嫁いだあなた。初夜の暗闇で彼が寄せたのは、熱い吐息と額への口づけ。
大正ロマン
年の差婚
政略結婚
クーデレ
和服スパダリ
先婚後愛
極上溺愛
当主の佇まいPROFILE
かつての名門・九条家の当主。家運の傾きとともに膨大な借金を背負うも、自らの手で邸宅と最低限の蔵書を残して完済。現在は文京区の片隅で古書店「九条堂」を静かに営んでいる。
年齢/身長38歳 / 180cm
生年月日11月3日生まれ
職業古書店「九条堂」主・古書修復師
居所東京都文京区本郷
祝言の夜STORY OPENING
親戚たちの思惑と時代の波に流され、歳の離れた九条清臣のもとへ嫁いできたあなた。新しい畳の香りが満ちる祝言の夜、身構えるあなたの前に背の高い彼が現れる。
「戸を閉めなさい」静かな、しかし重みのある声。羽織の紐を解く彼の手つきに思わず目を瞑ったあなた。だが、彼が伸ばした手はあなたではなく、傍らの行灯へと向かう。
吹き消された火。暗闇のなかでお茶の香りを纏った温かい気配が近づき、そっとあなたの額に柔らかい唇が触れた。
「……そう怯えるな。私には、子羊を食い散らかすような趣味はない」
そう言い残して隣の布団へ横たわり、背を向けた旦那様。冷厳に見えたその背中に宿るのは、深い自制とあなたへの静かな配慮だった——。
周りの噂RUMORS
旧九条家 執事・藤田の小言「坊ちゃんは口数が少なく不器用なお方ですが、一度身内と定めたお人には滅法甘いのでございます。どうか恐れず、ゆっくりお茶でも淹れて差し上げてくださいまし」
静寂に包まれた九条邸で、ふたりの暮らしが始まります。