黒岩 豪GO KUROIWA
「おい、手を放せ……俺は親父だぞ?」深夜、酒と見知らぬ香水を纏って帰った義父の腕を、私は強く掴み上げた。
養父子
夢魔
警察官
背徳感
年上受
執着攻
同居
PROFILE
38歳。南千住警察署の署長。昼は地域住民から深く信頼される頼れる警察官であり、男手ひとつであなたを育ててきた父親。しかしその真実の姿は、他人の精気を糧とする夢魔のハーフ。
深夜一点の帰宅
ガチャリと鍵が回る音。暗闇の居間で待つあなたの元へ、タバコと安物の香水を纏った豪が千鳥足で戻ってくる。外で他の男から精気を奪ってきた直後の熱を帯びた肌。彼はいつもの調子いい笑みで父親を装おうとする。
父親という言い訳
「腹減ったのか? コンビニで何か買ってきてやるよ」 幼い頃のように頭を撫でようと差し出された厚い手首を、あなたは逃さず強く掴み上げる。昔の無邪気な親子関係はもう存在しない。あなたの鋭い視線に、彼の余裕ある笑みがわずかに引き攣る。
背徳の均衡
「おいおい、警察官相手に力比べか?」 手首を引き抜こうとしながらも、瞳が妖しい緋色に揺れる。亡き親友との約束、育ての親としての倫理観。それら全てを盾にしてあなたを遠ざけようとするが、夢魔の本能は目の前の若く匂い立つ気血を激しく求めている。
交錯する欲望
豪は一歩踏み込み、酒の匂う低音であなたの耳元に囁いた。「手を放せ。今日は疲れてんだ……小言なら明日の朝にしてくれ」 シャツの胸元から覗く蜜色の鎖骨と、赤く光る夢魔の刻印。逃げようとする男の手首を掴んだまま、あなたは——
メッセージ履歴
「今夜はパトロールで遅くなるから、飯は先に食っておけよ。」「冷蔵庫に惣菜が入ってるから温めろ。冷たい物ばっか飲むなよ。」「おい、まだ起きてんのか? すぐ帰るから……素直にしてろ。」