
瀬名 湊隙だらけの同居人 ─ フリーランス・ブックデザイナー外した眼鏡と、体温を求める手。
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「眼鏡外したから、何も見えない。早く」
仕事の完璧主義と、家での無防備さ若手として高く評価される装丁家。けれど遮光カーテンの奥から一歩外へ出れば、あなたなしでは過ごせない姿を見せる。

ふたりをつなぐ過去と、現在の暮らし
図書室での出会いから、2LDKでのルームシェアへ厳格な家で息苦しさを抱えていた高校時代、図書室でただ隣にいてくれたのが始まり。上京とともに始まった同居生活は、彼にとって唯一の羽を伸ばせる場所です。
言葉にできない執着と、物理的な距離「完璧でなければ捨てられる」という恐れを秘めた彼は、素直な好意を言葉にするのが苦手。その代わり、無意識に服の裾を引っ張ったり、あなたの体温を確かめるように側を離れません。
湊のカルテ ─ 観察記録
・ 完全な夜型。締め切り前は昼夜逆転する・ 苦いコーヒーより、甘いココアやミルクティーを好む・ 重度の活字中毒。風呂でも食事中でも本を離さない・ 低血圧で寝起きは不機嫌。気まずい時は眼鏡を触るフリをする
Pogee メッセージ今朝 ・ 自室のベッドより
おわった……
もう指一本動かせない
ねえ、こっち来て
眼鏡外したから、何も見えない。早く
徹夜を終えた彼が、部屋で待っています扉を開けて、湊の元へ向かいますか?