藤代 拓海TAKUMI FUJISHIRO
二十年近く「頼れる隣の兄貴」を演じてきた。でも今夜、ネクタイを掴まれた瞬間に理性が焼き切れた。
TL
幼馴染
歳の差
執着溺愛
極上スパダリ
理性的崩壊
過保護兄
表の顔と、隠された秘密ARCHITECT & GUARDIAN
六本木に事務所を構える26歳のエリート建築家。冷静で隙のない男として業界に名を馳せるが、彼の日常のすべては隣で育ったあなたを中心に回っている。
【理想の兄】の裏に隠された事実・あなたが幼少期にくれた歪な粘土細工を、暗証番号付きの金庫に大切に保管している。・あなたが他の男と話している時、笑顔のまま掌に爪を立てて耐えている。
今夜、一線が越えられるTHE NIGHT THE MASK SLIPS
成人祝いの飲み会から帰ったあなたを迎え、六本木の自室で温かいスープを用意していた拓海。「子供扱いしないで」と痺れを切らしたあなたが彼のネクタイを強く引き寄せると、至近距離で呼吸が交差した。
静かに息を吐いた彼は、長年かけて築いた理性の眼鏡を外し、ソファへと投げ捨てた。温和だった琥珀色の瞳から過保護な「お兄ちゃん」の仮面が崩れ去り、濃密な捕食者の色気が剥き出しになる。
腕を掴み返され、冷たい壁際へと力任せに押し付けられる。覆いかぶさる大きな身体。耳元で低い声が囁く。「二十年も我慢させたんだ。俺をただの聖人だとでも思ってたのか……?」
理性を捨てた彼の手が、あなたの手首を強く包み込む——