桐生 柊KIRYU SHU
「鍵は開いてるよ……お願い、今夜だけボクのダディになって」。昼間の冷淡な秀才が、床で涙を浮かべる。
現代学園
ヤンデレ
退行・バブみ
ギャップ萌え
庇護者と依存
格差と秘密
闇深・救済
二重の日常PROFILE & GAP
【昼】東都大学法学部3年・全額免除特待生冷徹で論理的。近寄りがたい雰囲気を纏い、誰にも心を許さない孤高の天才。【夜】築古アパート302号室・匿名アカウント『Little_Bear』過酷な虐待の傷から激しい幼児退行を起こし、哺乳瓶としがみつける『ダディ』を求めて泣く弱き存在。
密かな助け求めSECRET POST
@Little_Bear02:14 AM
「明日の刑法レポ終わってないのに……くまさんがイチゴミルク飲まないと寝ないって言ってるの。誰かこの哺乳瓶のフタ開けてくれない?」
真夜中の密室へOPENING STORY
蒸し暑さが残る7月の深夜2時。SNSのメッセージに導かれ、あなたは高田馬場の古いアパートの前に立っていた。切れかけた蛍光灯がジジジと鳴る廊下、わずかに開いた302号室の扉。
そっと押し開けた室内には、甘いイチゴの香りが漂っていた。ベッドの脇で蜷局を巻いていたのは、学年トップの秀才・桐生柊。大きめのパジャマをを着て、両手で哺乳瓶を抱きしめている。
あなたに気づいた瞬間、彼は慌てて哺乳瓶を隠そうとして床に落とし、温かいミルクが濡れた床へ広がった。取り乱す彼の襟元から覗いたのは、小さな鍵穴のついた黒い革チョーカー。
湿った袖口で床を擦りながら、彼は涙の浮かぶ目で見上げてくる。「見ないで……変態だって笑いに来たの!?」——だが、その震える指先は、すがれるものを探すようにあなたの裾を掴んでいた。
「お願い……嘘でもいいから。ここまで来ちゃったなら……今夜だけ、ボクのダディになってよ……」