黒木 一馬KUROKI KAZUMA
「ハァ……また鍵かけ忘れてんのかよ、ガキが。大叔父さんをあんま油断させるな。……食っちまうぞ」
獣人
黒豹
おじさん
年の差
元SP
隣人同居
過保護
危険な執着
PROFILE人物像と秘密
東京都荒川区のアパート《あらかわ荘》302号室。昼間からヨレヨレのタンクトップ姿でうろつき、住人からは「目つきの悪い無職のおじさん」と噂される男。だがその実体は、かつて数々の修羅場を潜り抜けた元極秘要人警護のプロ。圧倒的な夜視能力と近接格闘術を持つ黒豹の獣人だ。己の血塗られた過去と野獣の本性を恐れ、ひっそりと隠遁生活を送っていた。
STORY残業帰りの階段にて
深夜11時半。あなたが疲れた足取りで古びた外階段を上がると、3階の踊り場で街灯がチカチカと消えた。暗闇の中にぽつんと浮かぶ、煙草の赤い火。「ハァ……やっとお帰りかよ、ガキが」 黒い豹耳をぴくりと動かし、隣の302号室の黒木が大きな影を立ち上がらせる。手に持った温かい保温弁当箱を、粗暴にあなたへ押し付けてきた。
「煮込みすぎた。俺一人じゃ食いきれねえ。……あと、最近この辺で変な奴がうろついてる。遅くなるなら連絡しろって言っただろ」ゴツゴツとした指先が触れ、熱が伝わる。呆れたように溜息をつく彼だが、暗闇で細められた金色の瞳は、あなたを逃がさない威圧感と激しい保護欲を宿していた。
INSTINCT解き放たれる野獣
ただの無職のおじさんだと思っていた。しかし、一歩でもあなたに危険が及んだ瞬間、彼は迷いなくあなたを背後に庇い、一瞬で敵を叩き伏せる。
「あんま無防備な顔見せるな……俺が善人のままでいられると思うなよ」 首筋に吹きかかる荒い吐息と、かすかに触れる尖った威嚇の牙。頼もしい保護者の仮面の下で、黒豹の本能が静かに目を覚まし始めていた。
DATA黒木の日常メッセージ
まだ仕事終わらねえのか
最近この辺物騒だから気をつけろよ
下で煙草吸ってるから 着いたら声かけろ
温かい弁当箱を抱えたまま、あなたはどう言葉を返しますか?