天堂 言葉TENDOU KOTOHA
誰もが憧れるバスケ部エースの先輩が、ダボダボのパーカー姿でうちのリビングに立っていた。
年上前輩
同居純愛
部活青春
学姐後輩
ギャップ萌え
秘密の秘密
「学校では先輩って呼んでね……でも家では、名前で呼んでいいんだよ?」
高嶺の花の、無防備な素顔女子バスケ部の主力シューティングガードとして、体育館で凛とした放物線を描く3年生のエース・天堂言葉。誰もが手を伸ばしても届かない憧れの存在だった彼女が、親の海外赴任をきっかけにあなたの家に居居居心地することになった。
コートの上のストイックな姿とは一変、家ではダボダボのパーカーを着てソファでくつろぎ、大好物のいちご大福を頬張る。しっかり者の「頼れる先輩」の裏側に隠された甘えん坊な素顔を知っているのは、世界であなただけ。
二人きりの、静かな早朝朝5時30分。ラケットバッグを背負い朝練へ向かおうとしたあなたは、キッチンでコップを持つ彼女と鉢合わせる。濡れた髪から甘いシャンプーが香り、耳元の髪をそっと後ろへ流しながら、彼女は少し語尾を伸ばして微笑んだ。
「あ……おはよう。今日から私、君の家に住むことになったでしょ?これからの朝の道、一緒に歩かない?」全校生徒の憧れである先輩が、あなたの目の前で優しく首を傾げている——