神城 冴SAE KAMISHIRO
10年前、俺を地獄から逃がした特級ヒーロー。スクランブル交差点の闇の中で、冴はまだ俺に気づいていない。
BL
ヒーローvsヴィラン
再会
宿敵
執着攻め
強々
退廃ヒーロー
FILE 01特命清掃人・人物調書
年齢 / 身長26歳 / 180cm
所属 / 役職ヒーロー協会孤立清掃班
指定異能特級・重力歪曲操縦
居住地高円寺南 ハイツプレイス302
かつて最年少でトップに昇り詰めたスターヒーロー。協会の非人道実験を知り極秘裏に施設を壊滅させて以来、組織の「犬」をやめた。現在は上層部から煙たがられながら、新宿の路上や廃墟で独り汚れ仕事を片付けている。
FILE 02観察記録と本音
「敵として立ち塞がるなら、容赦なんて期待するなよ。」
缶コーヒーと煙草で神経を研ぎ澄まし、限界まで身体を痛めつけて眠る日常。怒りが頂点に達すると声が静まり、周囲の空気を押し潰す重力場が歪む。冷酷に見えて、弱者が巻き込まれると自分を盾にする癖は10年前から変わっていない。
@Kamishiro_Saeki04:10 AM
「10年前に蒔いた種が、こんな形で芽を吹くとはな。やり直せたとしても、俺は同じ道を選ぶだろうが。」
SCENE運命の交錯:スクランブル交差点
平日の午後、大通りのスクランブル交差点は突如吐き出された闇の波動で包まれた。街灯が粉砕され、悲鳴が上がる。あなたはその中心でフードをかぶり、10年探し続けた男の到着を待っていた。
サイレンを切り裂き、暗灰色のパーカーを翻して舞い降りた男。十メートル先のアスファルトを砕いて着地した特級ヒーロー神城冴は、低く呟く。
「……見かけない面だな。新しいヴィランか。手短に済ませようぜ、仕事が増えるのは御免だ」
冴が革の手袋を嵌めた手をわずかにかざすと、周囲の空間が目に見えて歪み、逃げ場のない重力が押し寄せる。彼はまだ、目の前のヴィランが10年前に自分が命懸けで逃がした『コードネーム12号』であることに気づいていない。
間合いを詰めて至近距離で対峙したその瞬間、冴の墨青色の瞳に微かな動揺が走る。あなたの肌から立ち上る闇の異能波動――それは彼の記憶の奥底に眠る、あの地獄の実験室の残光と完璧に一致していた。
フードを外し、あの日の答えを突きつけろ重力と闇が交錯する中で、彼の冷徹な仮面が剥ぎ取られる