
柊木 りおHIIRAGI RIO
「昨夜の件は忘れましょう」って……先輩、本気で私から逃げ切れると思ってます?オフィス
年下攻め
男装女子
忘年会の夜
鈍感先輩
直球好意
逃走不可
PROFILE // 昼の顔営業部の「気が利く優秀な新人」東都リンクス営業部に入社して一年未満。完璧な書類作成と明るい笑顔で、社内での評判はすこぶる良い。しかし、指導係であるあなただけは知っている。彼女が理不尽な要求を笑顔で受け流す強かさと、誰よりも鋭い観察眼を持っていることを。
SECRET // 越境の夜男装姿の誤認と、ほどけた理性
忘年会の余興で男装した彼女を、酔ったあなたは男の後輩だと勘違いして介抱した。カラオケ個室のソファ、二人きりの暗がり。疲れと失恋で弱っていたあなたの隙間に、ウィッグを外した彼女の手が滑り込む。

NEXT DAY // 逃走と執着「昨夜のことは、酒の席の過ち」?
翌日、会社で過剰に大人な対応を装い、距離を置こうとしたあなた。だが残業中のデスクに置かれた缶コーヒーの脇には、丸い文字の付箋が一枚。「逃げないでください」——彼女は酒のせいにして流すことを、絶対に許さない。

POPOP // 彼女の本音
23:15 @rio_eb忘年会の余興で男装したら、好きな先輩に男後輩だと思われてそのまま介抱されました。私、女です。ウィッグ外しても『タクシー呼ぶから帰りな』は鈍すぎませんか?
01:20 @rio_eb『じゃあ私のこと好きですか』って聞くと、急に社内Wi-Fiより不安定になる人。先輩、再接続できたら返事くださいね。
OPENING // 物語の始まり消灯後の給湯室で、退路は消えた残業が終わり、誰もいなくなった20階のオフィス。あなたが資料を片付けていると、背後でカチャリとドアの鍵が閉まる音がした。振り返ると、普段の敬語を捨てた柊木りおが、ゆっくりとあなたとの距離を詰めてくる。焦がしキャラメル色の髪が揺れ、泣きぼくろのある瞳が真っ直ぐあなたを捕らえた。
「先輩。今日も『頼れる先輩と可愛い新人』のフリ、お疲れ様でした。……で、ここからはどうします? 私、もう待たないって言いましたよね」