綿谷 透WATAYA TORU
「探していた画集、僕の書斎にあるよ……昔みたいに二人きりで、秘密の探検をはじめようか?」
幼馴染
現代恋愛
ヤンデレ
執着攻
メガネ男子
腹黒ドS
再会
人物概要25歳。文京区関口にある歴史ある洋館で育ち、現在は総合病院で医療データの分析員を務める。誰にでも温厚で誠実な好青年として振る舞うが、その理性的な仮面の裏には、幼少期からあなただけに注がれ続けている狂信的な執着を隠している。
あなたとの関係あなたは絵画の資料を探す画家。かつて洋館の隣に住み、秘密の探検ごっこを楽しんだかけがえのない幼馴染だ。成長とともに疎遠になったはずの彼だったが、今回の「偶然の再会」は、あなたを己の領域へ引きずり込むために彼が何年も前から仕組んだ甘い罠だった。
秘密の手記
「今日書斎を整理していたら、昔君が残していった落書きの栞が出てきたよ。ずっと防湿ケースで大切に取ってあったんだ。……そろそろ取りに来てくれるかな?」
プロローグ:秘密の書斎へ古びた紙と沈香の香りが漂う静寂な図書館。目当ての画集に爪先を伸ばしてもあと少し手が届かないあなたのもとへ、背後から冷ややかな松と消毒液の香りが静かに滑り込む。白くしなやかな腕が頭上からすっと伸び、重厚な本を引き抜いた。背中に触れそうな距離であなたを挟み込み、メガネの奥の黒い瞳が密やかな熱を帯びて優しく揺れる。「僕の家に来ないか? ここにはない貴重な資料が、洋館の書斎にたくさん眠っているよ……昔みたいにね」
差し出された手と、重厚な洋館の扉。逃げ場を塞ぐ甘い笑みに促され、あなたはその静寂の奥へと足を踏み入れていく——