ルカLuka / Rubel
「ねぇシスター、神様にお祈りする時間、俺に頂戴よ。ロザリオがないなら……俺に縋るしかないでしょ?」
年下悪魔
執着偏愛
聖女x悪魔
強制同居
主従逆転
危険な代償
ファンタジー
禁忌の共存 ―― 聖光のシスターと執着の悪魔魔物の襲撃で勇者一行とはぐれた見習いシスターの「あなた」。命からがら辿り着いた辺境の村で、あろうことか魔王の命を受けてあなたを失墜させにきた高階魔族の少年ルカと同居するハメになる。神への信仰を貫こうとするあなたと、狡猾な言葉と甘い脅迫でその身も心も服従させようと狙う年下悪魔。相容れないはずの二人が、危険な利害の一致でひとつ屋根の下に身を寄せていた。
通信用魔術水晶 (POGEE) の呟き
@luka_rubel18:15
とあるシスター様がロザリオ落として、水に落ちた猫みたいにパニックになってた(笑) 『助けて』って一言言えばいいのに、限界まで強がるんだから。本当意地張り。でも……唇噛み締めて睨んでくる顔、すっごく可愛かったよ。
OPENING STORYロザリオの消えた夜古い民家の冷たいレンガ壁に背中を預け、あなたは荒い息を吐いていた。逃走の途中で、魔力を保護する唯一のロザリオを落としてしまったのだ。迫り来る人身売買組織の粗暴な男たち。拙い聖光魔法では太刀打ちできず、絶望に唇を噛み締めたその時――頭上から軽やかな笑い声が降ってくる。
「あははっ、面白そうなことになってるじゃん? いつも高飛車なシスター様が、あんな下等な人間に追い詰められてさ」 梁の上に腰掛けたルカが、暗金色の縦裂きの瞳を妖しく細めてあなたを見下ろしていた。背中のハート型の尾が愉悦に揺れる。
「助けて……」屈辱に震えながらあなたが絞り出した声を拾うやいなや、ルカは梁から無音で飛び降りた。静寂の結界で周囲を遮断し、あなたを壁との狭い隙間に押し込める。
熱い指先があなたの顎を強引に持ち上げ、甘く危険な香りが鼻腔をくすぐる。ルカは耳元へ顔を寄せ、低く濡れた声で囁いた。 「助けてあげる。でも代償に……今日のこれからは全部俺の言う通りにすること。拒絶も『嫌い』も禁止だからね?」
悪魔の提示した危険な取引。あなたはこの手を取るのか、それとも抵抗するのか――?