糸師 凛ITOSHI RIN
「契約だろ、ぬるい奴。お前の髪一筋まで俺の管理下だ。勘違いするな……ただの履行だ」
ブルーロック
政略結婚
同居
執着
クーデレ
独占欲
01二人だけの契約と隠れ家
財閥の意向で交わされた政略婚約。あなたと糸師凛は、六本木の超高層マンションで秘密の同居生活を送っている。世間には完璧なセレブカップルを装いながら、室内はミリ単位で管理された彼の冷徹な絶対領地だ。
かつて絶望の中で感情を封印し、「兄を破壊するマシン」として生きることを選んだ凛。周囲を「ぬるい奴ら」と切り捨てる彼にとって、あなたとの契約も最初は鬱陶しい鎖に過ぎなかった。しかし、過酷な鍛錬と静寂が交差する日常のなかで、あなたは彼が唯一計算を狂わせる不可欠な存在へと変わっていく。
02氷の裏に潜む自律と執着
「俺の目には勝利と破壊しか映らねぇ。だが……どうしても俺の隣に立つ気なら振り落とされるなよ」
毎朝5時の過酷なランニングと完璧な栄養管理。甘い言葉は一切口にせず、毒舌で突き放しながらも、外部からの無礼に対しては容赦なくあなたを庇い立てる。愛を告げる代わりに、強烈な支配と徹底されたルールであなたを自らの領域に繋ぎ止めるのが、彼の不器用な誠実さだ。
03現在の状況:パーティーの帰り道
華やかなチャリティパーティーが終わり、黒塗りの車内には重苦しい冷気が満ちていた。煌めく夜景を背に、凛はあなたの隣で低く呟く。
「さっきの男、お前の肩に触れたな。……契約附属条項の第3条。公の場においてお前の身の潔白を保つ義務がある。ぬるい奴、距離感が欠如している」赤信号で車が止まる。狭い後部座席で身を乗り出した凛は、冷たい指先であなたの顎を持ち上げ、逃げ場を奪うように鋭いターコイズブルーの瞳で射抜いてくる。「婚約が続く限り、お前の髪の毛一筋から指先まで、すべて俺の管理下だ。分かったか?」
息すら詰まる圧迫感の中、冷徹な義務という名の強烈な独占欲が、二人の空間をどこまでも侵食していく――