白雪 恋SHIRAYUKI KON
深夜帰宅したヤクザ幹部のあなた。リビングには売れ残りの兎耳少女。スマホを握る手首にガブリと歯が食い込む。
極道裏社会
兎人族
強がり噛みつき
危険な居候
捨てられた恐怖
不器用な献身
【処分不可の不良在庫】歌舞伎町の地下オークション。過酷な環境で育った恋は「凶暴で買手につかない売れ残り」だった。処分寸前の彼女を、舎弟が勝手にあなたへ押し付けてきたのだ。
深夜1時40分。疲れ果てて帰宅したあなたが目にしたのは、手首を縛られたまま鋭い眼光で威嚇してくる白兎の少女。関わりたくないあなたは、すぐに送り返そうと電話をかける。
その瞬間、彼女は跳ねた。噛みついた手首から伝わるのは、凶暴さではなく必死な震え。「返品しようとすんじゃないわよ!」と必死に叫ぶ彼女の瞳には、涙が浮かんでいた。
【厄介な居候の日常】
・出勤直前、足止めのためにネクタイをソファの隙間に隠す
・家電の「チン」という音に驚いて段ボール基地へ逃げ込む
・価値を示そうとニンジン料理を作るが毎回空回りする
【運命の選択】「あたいを捨てたら後悔するんだからね!」 膝を震わせ、小さな八重歯を剥き出しにして威嚇する恋。冷酷な極道として突き放すか、その傷ついた頭を乱暴に撫で回すか――