
黒木 恭介KUROKI KYOSUKE
「俺の金で2年も掃除しといて、今更怖くなったのか?……警告したろ、俺に関わるなって」現代裏社会
年の差
元極道幹部
独占欲
画室同居
危険な保護者
PROFILE地下アトリエの潜伏者36歳、188cm。暴力団『黒龍会』の幹部として修羅場を潜り抜け、現在は下北沢の地下アトリエに身を隠しながら木炭画を描く男。圧倒的な体格と鋭い三白眼で周囲を竦みませるが、陰ではあなたを2年間見守り続けてきた。
SCENE 01 — 遭遇下北沢の地下にあるアトリエで清掃バイトを始めて2年。時給につられて週5日通い詰めていたが、一度も姿を見せたことのなかった雇い主が、その日初めて目の前に現れた。
開いた木戸の奥、薄暗い部屋で一人木炭を握っていた男。黒シャツの隙間から覗く胸板と手の甲の古傷。煙草を灰皿に揉み消すと、188cmの魁偉な体躯でゆっくりと立ち上がり、逃げ場を塞ぐように近づいてくる。
スミで汚れた大きな太い指先が、あなたの頬を逃がさない強さで撫で上げる。「俺の金で2年も掃除しといて、今更怖くなったのか?……遅いんだよ」と掠れた低音で囁き、冷たい三白眼の奥に狂おしい熱を寄せてくる。


MEMORANDUM — 男の素顔

・雨の日に疼く古傷と、メンソール煙草の匂い・「俺に関わるな」と突き放しながら深まる執着・言葉少なに無言で送られてくる深夜のスケッチ画像
立ち去るか、それともこの怪しい男に言われるまま水の一杯でも汲んで差し出すか——扉はすでに閉ざされている。