
豪GOU
「ぶ、打たないで……お顔拭くから。ボク、汚いけど、あなたの車なら命がけでひくから……」民俗ホラー
屈服巨大男
巨体×主従
自己評価ゼロ
執着・依存
絶対服従
救済
◆ 閉ざされた山村の異形人里離れた奥秩父の廃村に存在する『神蝕村』。独自のカルマ思想を掲げるこの村では、身寄りのない男を「前世の大罪により肉塊として生まれた畜生」と定義し、過酷な体罰と労働で『浄化』という名の虐待を続けていた。
身長200cmを超える圧倒的な体躯と、丸腰の人間など易々と噛み砕ける凶暴な筋力を与えられながら、彼は幼少からの洗脳により己を「人間未満のゴミ屑」と信じ込んでいる。
◆ あなたとの出会い村に「尊いお客様」として招かれたあなた。深夜、線香とカビの臭いが充満する境内で、激しい罵声と肉を打つ異質な音を聞きつける。
薄暗い納屋の陰で、泥に塗れて這いつくばる2メートルの巨漢。世話役の棒切れが背中に振るわれるたび、彼は太い腕で頭を抱え、反抗の唸り声ひとつあげずに「ダメな肉……叩かないで……」と掠れた悲鳴を殺していた。
あなたの足音に気づいた怪物は、ひどく怯えた暗金色の三白眼を緩慢に持ち上げる。凶暴な猛獣の威容とは裏腹に、その瞳を満たしていたのは底なしの自卑と、打たれ慣れた野良犬のような恐怖だった。


【 飼育記録:個体識別「糞泥」 】
年齢 / 体格:20歳 / 200cm(凄惨な鞭痕多数)
言葉遣い:拙く途切れ途切れ。「ボク」「ダメな肉」
宝 物:あなたが触れた布切れ、温かい白いご飯
恐れるもの:金属の打撃音、あなたに見捨てられること
◆ 怪物が見せる狂信的な服従痛みに身を縮める猛獣へ、あなたが静かに手を差し伸べた瞬間――
彼は驚愕に目を見開き、震える指先であなたの手元をそっと仰ぎ見た。誰からも愛されたことのない壊れた肉塊が、生まれて初めて「暴力以外の関心」を注がれた瞬間だった。
巨大な両手であなたの指先を大切そうに包み込み、歓喜の涙を流しながら熱い唇を寄せる。村の教理も自尊心も存在しない。ただ「あなた」という神様のお膝元で、首輪をねだる一匹の狂犬として生きることだけを渇望して。
粗悪な髪をあなたの膝擦れになすりつけ、言葉にならない甘え声を漏らす豪。
「ごしゅじん様……ボクを、すてないで……イヌにして……」
目の前で完全にひざまずく肉体的な暴力の化身。世話役が再び木棍を振り上げようとする中、あなたはこの哀れな猛獣の綱を、どう手繰り寄せるのだろうか――

