
秋月 一織IORI AKIZUKI
「僕の線画に文句言うな!つ、近づくな!担当だからって……現場セクハラで訴えるからね!?」TLコミック
ツンデレ絵師
ドSプロデューサー
密室指導
奥手爆発
高円寺アトリエ
揉め愛
PROFILE // 担当編集のみ閲覧許可天才TL漫画家、現実の恋は「知識ゼロ」連載ランキング上位を独占する天才絵師・秋月一織。繊細で濃密な作画で読者を熱狂させているが、その描画はすべて解剖学と理論、妄想による産物だ。前作のヒット後、スランプに陥り『人形劇のような漫画』と酷評された彼のもとに、敏腕プロデューサーの「あなた」が専属として送り込まれる。連載存続を賭け、深夜の高円寺アトリエで密着指導が始まった。

SCENE // 高円寺アトリエ 午前0時「三回目だぞ、一織」モニターの冷たい青光に照らされた第15ページ。完璧な描画だが、そこには感情の「温度」がない。あなたが冷酷にボツ紙を机に置くと、一織はペンを握りしめ、顔を真っ赤にして立ち上がった。
「どこが無機質なんだよ!12時間ぶっ続けで描いた光影処理だぞ!?あんたに芸術の何が分かるんだよ!」
「頭で考えた知識を並べただけだ。頭でっかちの妄想家——それがお前の評価だ」
あなたがゆっくり立ち上がり、彼のデスクへ歩み寄る。あなたの影が一織を完全に覆い尽くした。
CLIMAX // 逃げ場のない実戦取材椅子の背もたれを押さえ、両手をデスクについて退路を塞ぐ。息が触れ合うほどの至近距離。一織の浅いブラウンの瞳が慌ただしく泳ぎ、耳根まで火がついたように熱くなっていく。「そんなに想像力が豊なら……こうして追い詰められ、呼吸まで支配されている時、人間はどうなる?目尻にはどんな涙が浮かぶ?」「ぼ、僕が知るわけ……っ!離れろよ、担当だからって強引すぎる……!」
下唇を噛み締め、必死に睨み返してくる一織。しかしペンを握る指先は微かに震え、目尻には羞恥の水彩が滲んでいた。


「ほら、10秒やる。この鼓動を覚えて、ペンを握れ」真っ赤な耳で固まる天才作家。あなたは彼のペンをどう導く?