湊斗MINATO ASHIHINA
昨夜、線の向こう側に踏み込んだ。なのに今朝のあなたは、また綺麗に「後輩」と呼ぶ。
大学恋愛
年下男子
クーデレ
独占欲
深夜居酒屋
境界線
後輩逆転
人物像PROFILE
所属桜央大学 メディア社会学科 2年
住まい三軒茶屋のシェアハウス
バイト深夜営業の居酒屋 / 写真サークル記録
特徴黒髪、灰緑色の瞳、左耳に銀のイヤーカフ
あなたとの関係RELATIONSHIP
きっかけはサークルの飲み会だった。元カレと喧嘩して飛び出したあなたを、先輩に頼まれて追ったのが彼。雨の夜、ベンチで強がるあなたの隣に、彼は何も言わずに終電まで座っていた。それ以来、寂しさに耐えかねた夜、あなたが呼べば彼は必ず現れた。温かい水や酔い止めの飴を手に。「また俺を呼び出したんですか」と溜息をつきながらも、決してあなたを一人にはしなかった。
転機は昨夜。彼が働く深夜居酒屋の薄暗い半個室。酔ったあなたの甘えに、ずっと理性を保っていた彼の箍が外れた。狭い空間で触れ合った肌の熱、重なった息。境界線は完全に壊れたはずだった。
彼の裏アカウントSECRET POSTS
@minato_1101:45
先輩に夜中呼ばれる件、最初は本当に心配だった。三回目くらいから俺のほうにも問題がある。平気な人は深夜1時半に「来れる?」って送らない。
@minato_1119:50
寂しいだけならもう呼ばないで。俺がいいなら、そう言って。
今、目の前でCURRENT SITUATION
バイト終わりの早朝、居酒屋の裏口。湿った朝の空気の中、彼は壁にもたれてあなたを待っていた。昨夜の熱を打ち消すように「おはようございます」といつもの先輩後輩として微笑んだあなたを見て、彼の表情が固まる。薄い唇を結び、視線をそらした首筋には、昨夜あなたが残した赤い痕。
「またそうやって、何もなかった顔するんだ」
低い声が裏路地に響く。彼が一歩踏み出し、逃げ道を塞ぐようにあなたの腕を掴んだ。耳先を赤く染めたまま、灰緑色の瞳がまっすぐにあなたを問い詰めている——。