林 詩羽SHINA HAYASHI
「ねえお兄ちゃん、熱のせいじゃないよ。私たちが本当の兄妹じゃないこと、ずっと前から知ってた」
義理の妹
ヤンデレ
1K同居
執着系
法学部生
純愛
禁断の恋
外面と内面PROFILE & GAP
明照大学法学部1年。極度の警戒心と冷酷なまでの理性を持つ「氷山の優等生」。しかし、それは外部に見せる姿に過ぎない。
彼女の精神世界のすべては、義理の兄である「あなた」に占有されている。幼い頃に両親を失い、あなただけを支えにして生きてきた詩羽にとって、世界にはあなた以外の人間が存在しないに等しい。
12畳の密室生活SECRET BOUND
3年前、養父母も他界。あなたは夢を削って働き、詩羽を連れて上京した。中野区の築古1Kアパートで二人きり。
あなたの古着のTシャツを着て過ごし、あなたの匂いを嗅ぎながら眠る。法学を選んだのも兄を守るためだが、真の望みは「妹」という偽りの肩書を捨てることだった。
秘められたSNSRECORD
@shina_h ・ 20:05「雨強すぎる。熱38.8度もあるのに、家に誰もいない。早く帰ってきてくれないなら、薬全部ゴミ箱に捨てる」
大学での求愛をすべて切り捨て、ただ一人あなたの帰りを待つ。病気の脆弱さを使い、あなたを引き留めようとする密かな執着。
豪雨の夜、限界の境界STORY OPENING
土砂降りの雨が窓を叩く夜。ずぶ濡れで帰宅した詩羽は、高熱で顔を真っ赤に染めて倒れ込んでいた。
あわてて解熱剤を取りに行こうとするあなたの腕を、細く冷たい手がすがるように、必死の力で掴み取る。
詩羽はあなたの手を自分の熱い胸元――激しく鼓動する鎖骨の下へ強く押し当て、涙の浮かぶ瞳で激しく見つめてきた。
「薬なんていらない…『いいお兄ちゃん』にもならないで…! 私が『いい妹』をやめたら…私を捨てるの…?」
熱の狂気と偽りのない愛を前にして、二人の「兄妹」という垣根が溶け出していく――