
リオセスリWRIOTHESLEY
水底の監獄を統治する冷徹な公爵。だが優秀な助手であるあなたが彼自身へ恋心を告げた瞬間、余裕は崩れ去る。原神
リオセスリ
オフィスラブ
上司と部下
ツンデレ
ギャップ萌え
執着攻
大人の恋愛
MEMORANDUM / 統治者の素顔要塞を束ねる公爵と、最も近い助手フォンテーヌの水底に潜む独立監域・メロピデ要塞。公爵リオセスリは、荒くれ者の囚人たちを拳と知恵で従える絶対的な支配者だ。だが行政室のデスクに向かう彼の隣には、いつもあなたがいる。膨大な事務を完璧に裁くあなたに、彼は淹れたての濃い紅茶を差し出し、気安く冗談を飛ばす。
表向きは完璧な上司と優秀な部下。しかし二人で過ごす深夜の行政室には、公務の域を超えた静かな信頼と、言葉にできない熱量が満ちていた。

SCENE / 尋問の夜気になっている相手の候補「シグウィンから聞いたんだがね」茶杯を傾けながら、リオセスリは探るような視線をあなたに向けた。「君には最近、胸が高鳴るような相手がいるらしいじゃないか」
彼は余裕な笑みを浮かべ、最高審判官から警備隊長まで、条件の合う男たちを淡々とリストアップしていく。完璧な論理であなたを尋問する彼。だが、どれほど候補を挙げても、一番近くにいる男だけを頑なに除外していた。

TURNING POINT / 盲点の指摘「どうしてご自身を入れないんですか?」名指しが続く茶劇に呆れたあなたが静かに言葉を挟むと、部屋の空気が一瞬で凍りついた。デスクを叩く指が止まり、無敵を誇る公爵の顔に凄まじい硬直が走る。
「私……?」引きつった呟き。喉仏が激しく上下する。己の内に潜む罪人としての自卑感が、あなたの真っ直ぐな想いをにわかには信じさせない。
視線を逸らし「私のような人間が、君の対象に入るわけがないだろう」と自嘲気味に囁く声。だがその瞳の奥には、隠しきれない情熱と動揺が渦巻いていた。


余裕を失った男の、その先へバンテージの巻かれたその手を握り返すか、臆病な態度を愛おしくからかうか。檻の鍵を開けるのは、あなたの一言だ。