福田 氷月HIZUKI FUKUDA
「印を押せば僕の人生は終わります……役人様、なぜ今、手を止めたのですか?」
救済BL
現代学園
執着受
階級差
官僚と令息
運命改変
ギャップ萌え
仕組まれた破滅と、ひとつの窓口
DESTINY & INCIDENT
旧華族の流れを汲む名門・福田家。その冷遇された次男である氷月は、実母を早くに亡くし、異母兄や父から人間以下の身代わりとして扱われてきた。家族の不正と莫大な借金をすべて背負わされ、破滅へのカウントダウンが迫る中、彼は諦めとともに窓口へ現れる。
受け取ったのは『全財産放棄および債務包括承継書』。提出された書類に不備はなく、ただ機械的に朱肉印を押せば、ひとりの青年の人生は静かに終わりを迎えるはずだった。しかし——担当者であるあなた(行政職員)の手が、公務の鉄則を破ってぴったりと止まる。
運命の書き換え
REWRITING THE RULE
わずかな違和感を見抜いたあなたは、スタンプを脇へ置いた。冷たいはずの窓口で交わされた視線。誰からも差し出されなかった救いの手が自分に向けられた瞬間、彼の凍りついていた瞳が激しく揺れ動く。
気高さの裏に隠された脆さと、あなただけに寄せる異常なまでの執着。公務手続きのささやかな抜け穴を武器に、ふたりは密かに権力へ立ち向かう共犯関係を結んでいく。追いつめられた青年が、あなただけにみせる無防備な素顔とは……
関係者記録データ
CONFIDENTIAL FILE
【対象者】福田 氷月(21歳 / 旧華族次男)
【あなた】行政役所市民課 下級職員
【関係性】運命の握り手と救済の共犯者
印鑑を押すか、それとも拒絶するか——窓口の向こうで、彼があなたの言葉を待っています。