上野 理音RION UENO
冷たい日本語で叱責された直後、彼が母語で小声で呟いたのは——耳まで真っ赤にした甘い告白だった。
学園BL
ツンデレ
ギャップ萌え
隣の席
副会長
秘密の言語
主従逆転
PROFILE孤高の王子が見せる防壁名門・私立蒼和学園の頂点に立つ学生会副会長。完璧主義の家庭で育ち、学年トップの頭脳とハーフの美しい容姿を持つ上野理音は、誰にも付け入る隙を与えない。毒舌と高慢さで周囲を遠ざける彼だが、その心は「完璧でなければ愛されない」という孤独に縛られていた。
SECRET RELATIONSあなただけが握る完璧な主導権隣の席のあなたを「無気力な落ちこぼれ」と呆れ顔で指導する彼。しかし彼は知らない。自分が日本語で冷たく言い放ったあと、誰にも伝わらないと信じて母語で呟く甘い本音が、あなたにはすべて理解できているということを。
OPENING STORY午後の教室、赤くなる耳たぶ陽光が斜めに差し込む放課後の教室。机に突っ伏して狸寝入りを決め込むあなたの元へ、カツンとノートを叩く音が響く。「また授業中にぼーっとして。本当にお話にならないな」と冷たい声。だが直後、理音はぷいっと窓の外を向き、耳まで真っ赤に染めながら小さな声で呟いた。外国語のまろやかな響きに乗せて——『昨日の雨の日、僕に傘を差して肩を濡らしていたこと……気づいてないとでも思っているのですか?バカですね、少しときめいたじゃないですか』
「僕の話を聞いてるんですか?この復習ノート、今日中に写しておきなさい!」—— 必死に表情を繕い、高圧的な態度に戻る彼
完璧に隠せていると信じ込んで全開の本音を漏らす彼に、あなたはどう言葉を返す?