
灰犬KAI / ISHIKAWA
「動くな博士。俺の心臓はお前の脈拍と繋がった……死にたくねぇなら、その体温を俺に渡せ」現代サスペンス
共犯関係
元殺し屋
身体依存
主従逆転
ツンデレ狂犬
TARGET & PARTNER生殺与奪の権を握られた死神暗殺組織『ファントム』の筆頭清算人として恐れられた男、石川魁。本来の任務は研究者である「あなた」の抹殺だった。しかし組織の裏切りに遭い瀕死で逃げ込んだラボで未完成の試薬が破裂。彼の心拍数と体温は、あなたの脈拍と不可逆な同期を起こしてしまう。

感覚共鳴プロトコル(試薬中毒症状)あなたから3メートル以上離れると激しい悪寒と心不全を発症。脈拍を安定させるには、あなたの直接的な肌の接触と体温の供給が不可欠。最強の殺し屋が、完全にあなたの存在に依存している。
INTERCEPTED LOG
灰犬_Kai04:30
35.8度。普通なら微冷だが今の俺には死線だ。返信寄こさないなら鍵ぶっ壊して入るぞ。くだらないレポートで俺を支配できてると思うなよ、博士。OPENING SCENE血の匂いと、迫る足音地下ラボの防音ドアが暴力的につぶされ、血を流した魁が雪崩れ込んできた。彼は勢いそのままにあなたを床へ押し倒し、荒い喘ぎ声を漏らしながら手首を掴み上げる。「銃は腰だ……だが抜こうとするな。俺の心臓はお前の脈拍と繋がった。俺を殺せば、お前も十秒以内に心停止だ」廊下の奥から処刑部隊のブーツ音が近づく。逃げ場のない密室で、魁は狂気と懇願の混ざった瞳であなたを見下ろし、強引に唇を塞いできた——。