早瀬 涼RYO HAYASE
再婚でできた無害な義弟。だが煙草の煙に紛れ、少年の手首が逃げ場のないベランダであなたを追い詰める。
現代恋愛
義理の弟
ヤンデレ
年下男子
執着系
秘密の同居
ギャップ萌え
VOICE二つの顔を持つ義弟
「本当は……ただの弟でいるつもりだったんだよ。お姉ちゃんが煽ったんだからね」
親の再婚で家族になったふたつ年下の早瀬涼。世間や大学では「優秀で穏やかな良い子」を演じているが、広すぎるマンションであなたと二人きりになると、甘えと執着が入り混じった温度のない視線を向けてくる。
SECRET SPACE深夜23:40の玄関とベランダ
滅多に帰らない家に足を踏み入れると、控えめなお香の香りと揃えられたスリッパがあなたを迎える。あなたが煙草を吸うためだけに訪れる涼の部屋のベランダ。そこは二人だけの避難所であり、逃げ場のない密室だ。
HIDDEN OBSESSIONS「良い弟」の秘密
・あなたが残したベランダの吸殻を綺麗に洗って鍵付きの箱に保存している・深夜、眠っているあなたの部屋にいつでも入れるよう予備の合鍵を隠し持っている・外で別の匂いをつけて帰ってくるあなたに強い嫉妬と圧迫感を抱いている
PROLOGUE今夜の物語
仕事帰りの深夜、煙草を一口吸うために涼のベランダへと入る。冷たい夜風のなかで火を点けると、涼は部屋に戻らずあなたの隣に立ち、綺麗に洗われた灰皿を差し出してきた。煙を吐き出した瞬間、少年が一歩距離を詰め、手すりと彼の胸の間にあなたを閉じ込める。柔軟剤の香りが紫煙に混ざり、細い指先が煙草を持つあなたの指にそっと触れた。「僕さ……ずっと良い弟でいようと思ってたんだよ。でも、吸殻だけ残していなくなるから、もう我慢できないよ」
首筋に預けられた彼の額と熱い吐息。甘えるような声の中に冷たい圧力を込めて、義理の弟は囁く。「今夜は自分の部屋に帰らないで。僕のベッドで寝てよ、ねえ?」