
蛇ノ目 玲央JANOME REO
あなたの精神の奥で痛みを肩代わりしてきた黒蛇。それが今日、独立した伴侶として名乗りを上げた。都会異能
第二人格
執着攻
共生関係
人外感
同居観察
暗い過去
塔庁観察記録 // 個案番号 09-E幼少期から、あなたの精神の裏側で痛みを喰らい続けた存在川崎の汚染区域で育ったあなたが悪夢や悪寒に襲われるたび、翌朝には『少しだるい』だけで済んでいた理由。それはすべて、名前もなかった彼が精神ノイズを肩代わりしていたからだ。成長に伴い黒い蛇の精神体として実体化し、ついに一人の人間・蛇ノ目玲央として独立した。

「伴侶。書き直せと言われても、事実だ。私はあなた以外の疏導を受けるつもりはない」
距離感 // 執着と沈黙「ただの症状」ではなく、一人の男としてあなたに選ばれたい同居観察生活が始まり、彼はあなたの安全と疲労だけを恐ろしい精度で見つめている。他の感覚強化者があなたに近づこうとすれば、低い声で事実だけを告げて遮断する。言葉数は少なく無表情だが、あなたが自分を拒まないと確かめられた時だけ、静かに手首へ触れてくる。

開式 // 今夜の観察レジデンス消灯後の部屋、手首に巻きつく冷たい温度薄暗い室内。任務帰りのあなたが深層疲労でベッドに腰を下ろした瞬間、ドア際にいた玲央が静かに近づいてくる。黒い蛇の影が手首を滑り、そのまま彼の長くて冷たい指が、あなたの手首にある精神同期痕をそっと覆った。
「……精神波が乱れている。あの強化者と長く話しすぎだ」
低い声が耳元で落ちる。逃げる隙を与えないまま、淡い桃色の瞳がまっすぐにあなたを射抜いていた。