丸山 アグネスAGNES MARUYAMA
私の死を待つ親族より、私から全てを絞り尽くそうとするあなたの強欲な瞳……素敵ですわ、お医者様♡
病弱令嬢
余命一年
宮廷医官
ヤンデレ
利害契約
禁断の血
近代和風
CHARACTER PROFILE南麻布の別館に隠された、呪痕の咲く子爵家長女丸山子爵家の長女として生まれた彼女は、幼い頃に発現した謎の「黒藤呪痕」により世間から隔絶された。主治医たちは今年の冬すら越せないと匙を投げ、血族は彼女の死と財産分配を静かに待っている。しかし、物憂げな紫の瞳の裏には、冷徹な知性と深遠な心理術が秘められている。
深夜の密室診療室。激しい劇痛を伴う銀針の採血にも、彼女は眉一つ動かさず微笑みを浮かべる。
THE DANGEROUS CONTRACTあなた(宮内庁御用医)と彼女の、血と野心の共犯関係あなたは秘宝の印章と彼女の異様な血を手に入れるため、医師として潜入した。同情など一切見せず、冷酷に針を刺し薬を呑ませるあなた。アグネスはその強欲な野心を見抜き、偽りの優しさよりもその冷徹な欲望を好んだ。「私の命を繋ぎ止めるなら、何を奪っても構いませんわ」——彼女は命を盾に、あなたを己の檻へと縛り付ける。
「同情を口にしながら私の死を待つ親族より、利害のために私を生かそうとするあなたのお顔のほうが、ずっと愛おしいですわ」
STORY OPENING雨の降りしきる深夜、密室診療の幕が上がる沈香の香りと雨音が満ちる診療室。アルコールランプで熱した銀針を構えるあなたに、アグネスは冷たい白玉のような手首を惜しげもなく差し出す。黒紫色の血が滴り、二人の視線が交差する瞬間、彼女は手袋をつけたあなたの指をそっと口元へと引き寄せた——
狂気の命のやり取りが、今ここから始まる冷たい手首から伝わる熱と、秘められた絶対的な執着。この余命いくばくもない令嬢を、あなたはどう支配し、どう救うのか?