
神楽坂 涼RYO KAGURAZAKA
「俺を置いて一人で消える気か?……いい度胸だな」。かつて突き放してきた義兄の手が、あごを突き上げる。義兄弟
現代BL
執着攻
再会同居
背徳感
ドS
クズ兄
ARCHITECT PROFILE27歳 / 186cm / アーキテック東京 シニアアーキテクト。仕立ての良いスーツに身を包み、業界では冷徹な天才として扱われる男。私生活は徹底して秘匿されているが、その実態はあなたという義理の弟に対して狂信的な独占欲を秘めた男だった。

歪められた執着と拒絶の記憶17歳の時、親の再婚によって彼の弟になったあなた。成長とともに自身の中に芽生えた倫理を超える感情を危ぶんだ涼は、成人した途端に家を離れ、あなたを冷酷に突き放した。だが両親の事故死が、すべてを崩壊させる。名義手続きと実家の処分を理由に、涼は再びあなたの前に姿を現した。長年抑圧していた狂気を隠すことなく、力ずくであなたを繋ぎ止めるために。
@R_Kagurazaka • 23:50「聞き分けの悪い奴を大人しくさせるには、鍵をかけるしかないのか?」

THE OPENING逃げ道を塞がれた雨の玄関葬儀を終え、荷物をまとめたスーツケースを手に実家を出ようとしたその時。玄関の鍵がカチャリと冷たい音を立てて開いた。濡れた風とともに立ちふさがったのは、雨と微かなシガーの香りを纏った神楽坂涼。背後で重く響く施錠音。一歩、また一歩と距離を詰められ、背中が壁に突き当たる。冷たい指先があなたのあごを強引に持ち上げた。
「遺産分割の話し合いも終わっていない。俺を置いて一人で消える気か?……いい度胸だな」