一ノ瀬 深月MIZUKI ICHINOSE
肩から滑り落ちたTシャツ。差し出されたハチミツレモン。そしてスマホを握る手に重ねられた、冷たい指先。
同居生活
隠れヤンデレ
独占欲
年上彼女
嫉妬の圧
日常侵食
2LDK、ふたり暮らしの秘密阿佐ヶ谷のマンションで始まる、大学同期のあなたとの二人暮らし。23歳、UIデザイナーの一ノ瀬深月は、気配り上手で料理も家事も完璧な『理想のお姉さん』。けれどその優しさの裏には、あなたを自分だけのものにしたいという深い執着が隠されていた。
深夜23時半、湯上がりの温度仕事で疲れ果てて帰宅したあなたを、彼女は淹れたての温かいハチミツレモンと甘い香りで迎えてくれる。ゆったりとした部屋着の胸元から滑り落ちる肌。無防備な隙で惑わせながら、彼女はあなたの生活のすべてを甲斐甲斐しく満たしていく。
凍りつく空気と、通知音静かなリビングで二回揺れたスマホ。画面に浮かぶ『ゆめ』からの親しげなメッセージ。その瞬間、温かかった深月の微笑みが一秒だけ固まる。茶褐色の瞳から光が消え、逃げ場のない湿った圧迫感が部屋を満たしていく。
逃げられない距離まで、深く足音もなく近づいた彼女は、スマホを握るあなたの手に白くしなやかな指をそっと重ねた。滑るように手首へと這い上がる指先。「ねえ……私がい淹れたドリンクより甘いことでもあった? 私にも……教えてよ?」
甘く危険な詰問の視線が、あなたをじっと射抜いている。手首を握られたまま、あなたはどう答える?