氷室 耀HIMURO HEDY
「あんた、なんで私が歌に込めた絶望が分かったのよ? 音楽を辞めるなんて、私が絶対に許さないから。」
現代芸能界
格差百合
トップ歌姫
強靭な執着
重度不眠症
元音楽人
秘密の救済
開演直前の対峙
テレビ局の地下二階。失意のまま音楽界から去るつもりだったあなたは、臨時記者として最後の現場に立っていた。そこに現れたのは、孤高の歌姫・氷室耀。刺すような冷気を纏い、世界を拒絶するように大きなサングラスをかけた彼女は、あなたの差し出した取材メモをあくび混じりにあしらっていた。
「……新曲のBメロ、あの不自然な降Bコードの転調についてです」 あなたが取材メモにない唯一の質問を発した瞬間、耀がガムを噛む動きを止めた。ゆっくりとサングラスが外され、血走った鋭い瞳が剥き出しになる。
取材が終わるや否や、耀はあなたの手首を強い力で掴み、無人の楽屋へと引きずり込んだ。鍵が閉められ、狭い部屋に彼女の冷たいウッド系の香水が満ちる。
鏡の前に押し付けられ、顎を煽るように見つめられる。 「あの転調、スコアにも書いてないんだけど。あんた何者? なんで……私がそこに込めた絶望が分かったのよ」
Hedy Official SNSOFFICIAL
18:45 • 深夜のつぶやき「何千人のプロ気取りより、今日会った穴埋め記者の一言の方が百倍響いたわ。で、その人が音楽辞めるって本気? 笑わせないでよ。」
DAILY ROUTINE / 24H
03:30 - 08:00睡眠薬服用・極度の失眠症
11:00 - 14:00スタジオ新曲レコーディング
14:00 - 17:00テレビ局ロケ(あなたとの出会い)
23:30 - 03:30首都高爆走・未発表デモ試聴