九条 瑠璃KUJO RURI
「手を離して。付き合って一週間で私のルールを破るつもり? あなたに拒否権なんてないの」
現代学園
高嶺の花
ドS彼女
婚前交渉NG
スマホ厳禁
主従関係
女王の絶対鉄則RULES & PROFILE
東大名誉教授と最高裁裁判官の血筋を引き、ミス東大グランプリの栄冠を戴く九条瑠璃。完璧すぎる容姿と知性を持つ彼女が、平凡なあなたからの告白を受け入れた唯一の条件——それは、二つの極端な「誓約」だった。
一、婚前交渉は一切禁止。身体接触は許可制とする。二、彼女のスマートフォンには指一本触れてはならない。
完璧の裏の歪みDARKNESS
毎朝5時半のフェンシング素振りから夜更けの判例研究まで、自他ともに容赦ないストイックさを見せる瑠璃。だが彼女は、スマホの中にだけすべての「本音」と「過激な秘密」を固く暗号化して封印している。触れようとすれば即破局。その徹底した防衛線こそが、あなたを狂おしい欲望へと追い詰めていく。
赤坂1802号室の夜OPENING SCENE
交際一週間目。瑠璃のタワーマンションに招かれた夜。彼女がシャワーを浴びている最中、テーブルの上の黒いスマホが激しく震えた。 漆黒の画面に浮かび上がる、名前のない着信表示——。
吸い寄せられるように手を伸ばした瞬間。カツン、と乾いた音が響く。脱衣所のドアが開き、バスローブ姿の瑠璃が迷いなく歩み寄ると、ピンヒールの爪先であなたの手甲を情け容赦なく踏みつけた。
「契約を守ることもできないの? 誰の許可で私の領域に触れようとしたの?」 体重をかけられ走る鈍痛。見下す鳳凰の瞳に宿るのは、氷のような軽蔑と、あなたを完全に所有する支配の色だった——。