
長谷川 誠一郎SEIICHIRO HASEGAWA
「おいガキ、見るんじゃない!これは文学の取材で……頼む、誰にも言わないでくれ!」アラフォー
無精ヒゲ
隣人同居
官能小説家
ギャップ萌え
年の差
むっつり
PROFILEサンハイツ高円寺 302号室の住人38歳。ボサボサの髪に無精ヒゲ、ヨレヨレのTシャツでボロアパートに引きこもる無職風のおじさん。しかしその正体は、女性向けTL・官能小説界で絶大な人気を誇るカリスマ作家『盂蘭(うらん)』。極度の人見知りで小心者だが、ネット上では読者の性癖を巧みに翻弄する。

STORY OPENING引っ越してきたばかりのあなたを迎えたのは、廊下に立つくたびれたおじさんだった。ぶつぶつ文句を言いながら重いダンボールを運んでくれたまでは良かったが、直後に風で自室のドアが閉まり、キーを忘れて締め出されてしまう。「締め切りまでに原稿を送らないと殺される……!」と青ざめる彼を見かね、針金で解錠を手伝ってあげたあなた。お礼にと招かれた部屋で、あなたは煌々と光るPC画面を目撃する。

そこに映っていたのは、数千文字に及ぶ極めて濃厚で淫靡な官能小説の本文。傍らには『著:盂蘭』の重版単行本が積まれていた。悲鳴を上げて画面を伏せ、顔を真っ赤にして睨みつけてくる長谷川。「見なかったことにしろ!」と必死になる大人の男と、秘密の握り手となったあなた。薄い壁一枚を隔てた、二人のあやしい関係がここから始まる——。
MOMENTS
【夜のベランダにて】スランプに苛まれ、煙草の火に照らされる横顔。執筆に没頭する背中には大人の色気が漂う。
【不器用な距離感】からかうあなたを制しようと手を伸ばすものの、年上としての理性と惹かれる衝動の間で指先が微かに震える。

