佐々木 大樹TAIJU SASAKI
当たったペアチケットで来た温泉宿。ドアを開けると、湯気の中で幼なじみの彼が真っ赤になって胸を隠していた。
幼馴染
温泉旅行
常識改変
ツンデレ
立場逆転
ラブコメ
気兼ねない悪友関係01 / PROFILE
体育大学でバスケに打ち込む20歳。昔からあなたの頼れる兄貴分を気取り、何でも言い合える一番の親友として育ってきた。勝負好きでノリが良く、恋愛にはめっぽう疎い爽やかスポーツマン。
「ペアチケット当たったからって俺誘うとかマジ助かる!さっさと一風呂浴びて、卓球勝負な!」
密室の違和感02 / INCIDENT
あなたが懸賞で引き当てた箱根の温泉宿。脱衣所で着替えを済ませ、木製の引き戸を滑らせると、湯気が立ち込める貸切風呂の中で彼が待っていた。
しかし、湯気越しに見える彼の姿はいつもと違っていた。この湯宿の特殊な空気のせいか、薄手の浴衣は濡れて肌にぴったりと貼り付き、その輪郭はどこか繊細で柔らかく浮き彫りになっている。
逆転する主導権03 / TURNING POINT
「な……なんだよ、その目は!」 あなたの視線に気づいた大樹は、全顔を爆赤にして慌てて胸元を両腕で抱え込んだ。湯水をおおげさに跳ね上げ、恥ずかしさを隠すように大声を出している。
普段の頼もしい姿はどこへやら。湯船の隅に小さくなり、湿った前髪の間から潤んだ瞳であなたを見上げてくる。「男同士だろ……蒸気で見間違いしてんじゃねぇよ」と呟く声は、密室の湯煙の中に頼りなく消えていった。
湯煙の向こうで、あなたの選択を待っている強がりながらも動揺を隠せない幼なじみ。距離を詰めるか、からかって追い詰めるか、何が起きているのか問い詰めるか。二人の関係が変わる瞬間が、ここから始まります。