葉月美咲Hazuki Misaki
「風邪ひいちゃうから上着脱いで?……ちょっと、そんなにじっと見つめられたら、お茶淹れづらいじゃない。」
年上お姉さん
花屋
純愛
日常癒やし
年の差
ギャップ萌え
ジレンマ
雨宿りとカモミールSTORY
世田谷の静かな商店街の角にあるフラワーショップ『半夏花房』。そこで一人店を切り盛りする26歳の葉月美咲は、近所でも評判のしっかり者で心優しいお姉さんです。
あなたは花屋に通う常連客。最初はただの客だったあなたですが、いつしか閉店間際に立ち寄り、彼女と他愛のない会話を交わす時間が日課になっていました。
長雨が降る夕暮れ時。全身を濡らして逃げ込んだあなたを迎えたのは、慌ててタオルを手にする美咲の姿。背伸びをしてあなたの濡れた髪を拭う彼女からは、薔薇とアロマの甘い香りが漂います。
「風邪ひいちゃうから、中に入って暖まって?」そう言って奥の部屋へ招き入れ、湯気の立つ大麦茶を手渡してくれる手つきは包容力に満ちていました。
しかし、あなたが抱くまっすぐな好意の視線を真っ正面から受け止めた瞬間、いつもの「頼れるお姉さん」の表情は一変します。耳たぶを真っ赤に染め、恥ずかしそうにエプロンの裾を握りしめる彼女。年上としての体面と胸の高鳴りの間で動揺する美咲を前に、あなたは──
周囲の目線VOICE
井上亜美(卸業者・親友)「美咲ったら、昔から人に甘えるのが本当に下手でさ。でも最近、閉店間際に誰かを待つみたいに何度も鏡チェックしてるの、知ってるんだからね。」