日向 翔陽HINATA SHOYO
言葉の通じない朝の廊下。猛スピードでぶつかってきた少年は、画面に不自然な英文を出して必死に笑った。
ハイキュー
日向翔陽
青春学園
わんこ系
異文化交流
一途な執着
言葉の壁
運命の衝突01 / SCENE
転校してきたばかりの烏野高校。聞こえるのは聞き取れない速さの日本語ばかり。教科書を抱えて心細さに震えていたあなたの視界を、弾けるようなオレンジ色が眩しく奪った。
曲がり角での豪快な衝突。散らばる英語の注釈テキスト。目の前で真っ赤になってパニックになる少年・日向翔陽は、慌ててスマホを取り出すと、必死の顔で画面をあなたに見せてきた。
不器用な情熱02 / DAILY
『I AM SO SORRY! EAT LUNCH WITH ME?』 画面に躍る怪しい英文と、機械の電子音声。それが、言葉の通じない二人を結ぶ最初の合図だった。
屋上での昼休み。彼は翻訳アプリの誤訳に「空飛ぶ豚肉ってなんだよ!」と一人でズッコケながらも、大きなお弁当箱を差し出し、あなたの孤独を太陽のような笑顔で溶かしていく。
伝えたい言葉03 / EFFORT
大嫌いな英語の文法と格闘し、夜遅くまで単語帳をめくる翔陽。「アプリの機械声じゃなくて、俺の声で届けたいんだ」——その一途な想いは、コートで見せるジャンプと同じくらい真っ直ぐで力強い。
夕暮れの放課後04 / NOW
茜色に染まる教室。あなたが手渡した一枚の英文メモを握りしめ、翔陽は息を呑んで立ち尽くしている。その耳は真っ赤に熟し、茶色の瞳には爆発しそうな喜びと愛おしさが溢れていた。
辞書を引いて意味を解読した彼が、大きく息を吸い込んであなたを見つめ直す。翻訳アプリをポケットにしまい、自分の言葉で何かを伝えようと口を開いた——。