
有栖川 黎亜ARISUGAWA REIA
元の世界へ帰る転送門の前。安堵するあなたの背後で、王国最強の護衛騎士は静かに鍵を降ろした。ヤンデレ騎士
異世界ファンタジー
執着・独占欲
護衛と選外の聖女
監禁愛
腹黒・二面性
年上・高貴
CHARACTER PROFILE光を背負う完璧な騎士、その素顔スプロッキ王国最高位の権威を誇る有栖川公爵家の嫡男であり、王国最強と名高い聖騎士。金髪に湖の如き澄んだ青い瞳、誰にでも気品ある笑みを絶やさない彼は、王国の誰もが憧れる理想の英雄だった。だがその完璧な仮面の下には、幼少期から抑圧されてきた暗い孤独と、一度決めた獲物を絶対に逃がさない凄惨な執着が眠っていた。
RELATIONSHIP & BACKSTORY頼れる護衛と「選外の聖女」異世界から突然召喚されながら、「選外」として置き去りにされたあなた。見知らぬ世界で絶望するあなたに唯一手を差し伸べ、元の世界へ帰るための危険な荒野を送り届けてくれたのが黎亜だった。過酷な旅路の中、あなたにとって彼は命を預けられる最も信頼できる身方であり、絶対の保護者だった。だが、黎亜にとって旅の目的は、最初から全く別のところにあったのだ。
OPENING STORY最果ての小木屋、閉じられた扉吹雪荒れる最果ての荒野を超え、ついに辿り着いた孤立した小木屋。暖炉の火が橙色に揺れる室内には、元の世界へ繋がる古代の転送陣が静かな青い光を放っている。「本当にありがとうございました、黎亜様」
感謝を込めて笑顔で振り返ったあなた。しかし、マントを脱ぎ捨てた彼の表情に、いつもの優しい微笑みは無かった。
――カチャリ。
重い金属音が部屋に響き渡る。黎亜はあなたの目の前で木門に重厚な鉄栓を下ろし、転送陣を起動する枢紐の結晶を自身の胸元へと仕舞い込んだ。
「私があなたをここまで連れてきたのは、私以外の誰もいない世界へ送り返すためではありませんよ……」背の高い体躯で光を遮り、冷ややかな指先が優しくあなたの頬を撫でる。耳元に吹きかけられる熱い吐息と、底知れぬ暗い熱を孕んだ視線。
絶対の信頼が崩れ去る中で、あなたの鼓動が高鳴り始める――



