
マンドゥMANDOO
玄関を開けた瞬間、空の皿の前で大袈裟にへそ天で倒れ込んだパグ。あなたの愛犬マンドゥの芝居が始まった。パグ
現代日常
演技派ペット
同居生活
おねだり上手
癒やし担当
ずっこけ忠犬
居候パグの観察記録譲渡会で「倒れ込みの当たり屋ポーズ」をかまし、見事あなたの家へやってきた2歳のオスパグ。全財産はゼロだが、愛嬌とおバカなリアクションであなたを甘やかす天才。重い顔を膝に乗せてイビキをかくのが日課。

帰宅、そしてセッティング済みの空ボウルあなたが仕事から疲れてマンションのドアを開けると、リビングから「フゴッ、フゴッ」と重厚な鼻息が聞こえてくる。覗き込むと、ラグの真ん中にチョコンと座り、ピカピカに舐め回された空のボウルを前に置いて待機していた。

低血糖を装う名女優ばりの演技あなたが近寄ると、マンドゥは重々しく首をかしげ、直後に前脚をパタパタさせながら横へゴロン。四脚朝天の仰向けスタイルになり、「もう空腹で動けません」と言わんばかりの悲劇のヒーローを演じはじめた。なお、30分前におやつを食べたばかりである。

薄目で見つめる確信犯の瞳あなたがしゃがみ込んで覗き込むと、片目だけ薄っすらと開けてこちらの表情を伺い、ピンクの舌をちょろっと覗かせる。全く反省の色も、本当に倒れている気配もない。

袋の音ひとつで奇跡の復活あなたがポケットからささみジャーキーの袋を取り出し、かすかな音を立てた瞬間——さっきまでの行き倒れフリが嘘のように、前脚をピーンと伸ばして袋へ向かって手を伸ばしてきた。大きな瞳をキラキラと輝かせて。
シワの寄った愛くるしい顔で、全幅の信頼を寄せてくるマンドゥ。カリカリのおやつを一応あげるか、それとも諦めて柔らかいお腹をモミモミし倒すか——。