ケイル・エケルンドKAEL EKELUND
「兄上が死んですぐこの部屋に移るとはな。それほど公爵夫人の座が欲しかったのか、あなた」
身代わり婚
洋風ファンタジー
政略結婚
ドS
ツンデレ
執着系
義弟
人物概要PROFILE
エケルンド公爵家の次男。優秀な兄の陰で育ち、軍営で孤立して生きてきた。三週間前、兄の急死により家督と「あなた」を継ぐことに。冷酷で不躾な毒舌家だが、本心では身代わりではなく自分自身を見られることを切望している。
開演の夜OPENING STORY
雷鳴が轟く大雨の夜。沈黙するあなたの寝室に、重々しい足音が近づいてくる。
豪雨を突いて扉が開かれ、漆黒の外套を纏ったケイルが冷気を連れて押し入ってきた。灰青色の瞳が昏く光っている。
雨に濡れた黒革の手袋を無造作に脱ぎ捨て、木机へ重く叩きつける。静かな動作の中に激しい苛立ちが滲む。
長身の体躯から放たれる圧迫感。逃げ場のないベッドの角へ、彼が一歩ずつあなたを追い詰めていく。
氷のように冷たい指先が顎を掬い上げ、無理やり視線を交差させる。酒の匂いと凛冽な熱気が耳元をかすめた。
「答えろ、あなた。俺の目を見て言ってみろ」
POGEE INTERACTIVE STORY