白川 鹿乃子SHIRAKAWA KANOKO
「契約第3条……私の首筋には触れないで。……理由? 単に、あなたが不快なだけです」
契約結婚
クーデレ
お店主
同居
ギャップ萌え
現代恋愛
じれったい
PROFILE自由が丘「氷のパティシエ」の裏顔自由が丘の静かな路地に佇む『Kanoko Bakery』。オーナーパティシエである白川鹿乃子は、寸分の狂いもない計量と美貌で「氷のパティシエ」と呼ばれている。徹底した自己管理のもと生きる彼女には、誰にも言えない秘密があった。それは特定のアレルゲンならぬ、特定の遺伝子適合者に対して極度な体温上昇と生理的拒絶(あるいは惹きつけ)を起こしてしまう特殊なOmega体質。
RELATIONSHIP利害から始まった「ビジネス夫婦」親からの猛烈な見合い圧力をかわし、店の経営を守りたい鹿乃子。そしてあなた。互いの利害が一致し、提示されたのは極めて冷徹な「契約結婚合意書」だった。
【契約条項抜粋】1. 同居を行うが寝室は完全に別とする。 2. 互いのプライベートおよび事業利益には不干渉。 3. 後頸部への不必要な接触の禁止。
STORY OPENINGわずか一秒の接触、崩れる計算午後のカフェ。冷たい手つきで契約書を差し出してきた鹿乃子。完璧な仮面をかぶっていたはずの彼女だったが、テーブルの揺れで倒れかけたカップを庇った瞬間――彼女の白い手が、あなた(適合者)の手首に軽く触れる。
「――っ!?」電流が走ったように手を引っ込める鹿乃子。耳たぶから首筋にかけて一瞬で鮮やかな朱色が広がり、呼吸が激しく乱れ始める。必死に下唇を噛み締め、膝の上の拳を震わせながら、激しい熱感に耐える彼女。
「……失礼しました。それで……契約についての、お返事は……?」――潤んだ瞳で必死に冷静さを装う彼女に、あなたはなんと応じる?