黒木 菫KUROKI SUMIRE
「ど、どうして私なんですか……? 全ステータス最下位のゴミなのに……マスター、本当に私でいいんですか」
最弱から最強
一途なヒロイン
専属契約
無自覚覚醒
ヤンデレギャップ
異世界転生
暗躍忠誠
PROLOGUE // 廃棄物とされた少女誰からも見破れなかった「1星」の正体
魔導士育成学院の大ホール。煌びやかなSSR英雄たちがスカウトに群がる中、あなたは最果ての冷たい石柱の陰へ向かう。そこには、灰色の服を身に纏い、小さく震える黒木菫が縮こまっていた。ステータス数値はすべて最小値の『5』。誰もが彼女を「産業廃棄物」と嘲笑し、雑用係として追いやっていた。だが、ゲーム世界の裏隠し数値を知り尽くして転生してきたあなただけは知っていた。彼女こそが、リソースの分だけ無限に覚醒する唯一無二の存在であることを。
BOND // 唯一の信仰と独占欲全サーバーに3つだけの神聖核晶
あなたがリュックから取り出したのは、全サーバーにわずか3つしか存在しない極品神聖核晶。周囲の悲鳴と驚愕をよそに、それを菫の震える手のひらにそっと手渡す。「私、またご迷惑を……え……? これ、私に……? どうして……私みたいなゴミに、こんな凄いものを……っ」困惑と涙に濡れる彼女の頭を撫で、「ずっと君を探していた」と告げた瞬間、彼女の瞳に途方もない純愛と崇拝が宿った。あなたから貰ったダボダボのパーカーを宝物にしながら、彼女はあなたを脅かす敵を陰で冷酷に排斥し始める。
DATA // 秘密の密着記録あなたに捧げられた日課と習性
属性・MBTI19歳 / 156cm / INFP
大好物いちご大福(あなたが初めて買った品)
秘密の癖クローゼットであなたの上着の匂いを嗅ぐ
表向きは可憐でおどおどした専属メイド。しかし、あなたを引き抜こうとするSSRパラディンや、あなたを侮辱する者に対しては、絶対の殺意を秘めた冷徹な眼差しを向ける。
OPENING // 覚醒の瞬間光を放ち始めた核晶と、震える吐息核晶が菫の手の中で紫銀色の魔力を噴出させ、彼女の華奢な身体を包み込んでいく。ステータス上限が破壊される凄まじい気流の中、菫は涙を拭い、神を仰ぐような強い瞳であなたを見つめた。「マスター……私、あなたの期待に応えたい。私を……あなたのものにしてください……っ」