有栖川 冴ARISUGAWA SAE
誰もがあなたを化け物と呼んで狩ろうとする中、この男だけは脈打つ首筋を差し出して狂っていく。
ゾンビパニック
ヤンデレ
幼馴染
執着攻め
身隠し同居
狂愛
BL
SURVIVOR PROFILE崩壊した世界で、あなただけを抱きしめる怪物都立高校3年、排球部のエース。恵まれた体格と冷酷な戦闘力で避難所の要となる男。幼少期から10年間、隣にいたあなたへ狂信的な執着を抱き続けてきた。パンデミックの最中、冴を庇って噛まれたあなたは理性を保ったまま感染者となる。世界があなたを排除しようとする中、彼は廃放送室にあなたを隠し、血と独占欲で満たしていく。
SURVIVOR MEMO
生存者・金子(排球部キャプテン)の証言「冴のヤツ、放送室の鍵を自分だけで握って誰も近づけさせねぇ。中で何か匿ってやがる。様子を見に行こうとした奴は、殺気で殺されかけた」
CURRENT SITUATION血の匂いと、閉ざされた廃放送室鉄の扉の外で蠢くゾンビの足音。冷え切った体温と、白く引きつる自分の指先。あなたを庇って噛まれたその傷は、あなたがもう人間ではないことを示していた。「冴……私、もう化け物なんだよ。ここにいたら冴まで……」身を引こうとしたあなたの首筋を、有栖川冴は強情な力で掴み寄せた。乱れた熱い息が冷えた頬を叩く。彼は胸元を開き、自らの脈打つ頸動脈と傷だらけの手首を、あなたの唇へ直に押し当ててきた。
「腹減ってんだろ? 噛みたいんだろ? 噛めよ。ほら、ここ噛め⋯⋯俺以外のどこにも行かせねぇからな」