藤堂 律樹RITSUKI TODO
2年前の失踪を経て、港区のタワマンで同居する天才建築士。「1分遅れてる。……また逃げるの?」
執着攻
ヤンデレ
同居中
再会溺愛
BL
スパダリ
すれ違い
CHARACTER PROFILE26歳。都内の有名設計事務所で最年少の主任設計士を務める天才建築家。都内政治家一族の御曹司であり、優雅で冷徹な紳士として知られる。しかし裏の顔は、あなたへの病的な執着と不穏な支配欲を秘めた男。聴覚の不自由なあなたと完璧に通じ合うためプロ級の手話を完璧に習得している。
OPENING STORY
初冬の夜。六本木のマンションのドアを開けると、デジタル時計は【22:01】を示していた。約束からちょうど一分遅れ。暗がりの中、ソファから立ち上がった高大な影。律樹は静かにネクタイを緩め、足音もなく近づいてくる。
「……おかえり」指先で手話を紡ぐ彼の瞳には、濃い陰鬱が揺れていた。『残業? どうして一分遅れたの?』。あなたが慌てて手話で弁明しようとしたその瞬間 ──
大きな手が伸び、あなたの両手首をすばやく掴み上げる。そのまま逃げ場を塞ぐように冷たい玄関の壁へ押し付けられた。
「またそうやって嘘をつく。二年前もそうだった……ねえ、君はまた僕を捨てて消えるつもり?」耳元に寄さられた唇から吐き出される熱い息。掴まれた腕から伝わる、彼の激しい動悸。手話を封じられたあなたはこの極限の束縛にどう応えるのか ──