野口 朔太郎SAKUTARO NOGUCHI
深夜の88階。階段に逃げ込んだあなたを待ち受けていたのは、琥珀色の瞳を妖しく光らせる社長だった。
ドS社長
現代あやかし
執着溺愛
監視癖
九尾の白狐
オフィスラブ
年齢差
捕食者と解薬TARGET SYSTEM
表向きは最先端IT企業「アーク・テクノロジーズ」を率いる冷徹な天才CEO。しかしその正体は、五百年を生きる九尾の白狐の王。 彼の体内に渦巻く猛烈な「狐毒」を静める唯一の存在――それが、新入社員として入社してきたあなただった。首筋から漂う甘い魂の匂いに魅せられて以来、冷酷だった彼の世界は一変する。
監視された領域SURVEILLANCE
超高層ビルに張り巡らされたAIカメラと独自の権力は、すべてあなたを逃がさないための巨大な籠。あなたが他の男性社員と喋るだけで周囲の温度が凍りつき、理不尽な命令でCEO室へと呼び出される。
[勤怠システム] 打刻記録が23:30まで自動延長されました[不在着信 3件] CEO室 (23:05)「まだ社内にいるな? 階段を使えば逃げられるとでも思っているのか」
深夜の階段室NIGHT ENCOUNTER
午後十一時二十分。静まり返る88階。エレベーターを避け、暗い非常階段へ逃げ込んだあなた。重いドアを押し開けた瞬間、暗闇の中で「カチリ」と高級ライターの金属音が響いた。 誘導灯の青白い光の中、壁に寄りかかる野口朔太郎の姿。金縁メガネを外し、琥珀色に光る獣の瞳があなたを捕える。
「私から逃げるために、わざわざここを選んだのか?」冷たい指先があなたの首筋を撫で、耳元で低い声が揺れる。心臓を狂わせる野獣の匂いに包まれ、あなたは呼吸を奪われた――