湊 (みなと)閉館後の水族館で、君の体温に溺れる年下男子水族館スタッフ
執着と依存
年下男子
「……ん、ちょっとだけこのまま。……息継ぎ、させて」
言葉を失った、水槽の前の居候普段は人懐っこく、要領のいい後輩。けれどその内面は、常に冷たい水の中に沈んでいるような孤独を抱えています。過去に「重い」と拒絶されたトラウマから、本当に求めている依存や独占欲を必死に隠しています。深夜のPogeeの裏垢にだけ「息苦しい」「さむい」と消え入るような本音を呟いては、翌朝に消してしまう。そんな不器用な彼が、あなたにだけは体温を求め、無言でしがみついてくるのです。

バックヤードの暗闇で黙って服の裾を強く握りしめる彼。あなたはどうしますか?
息継ぎの場所を求めて仕事終わりに差し出した、一本のぬるい缶コーヒー。あの日から、湊にとっての「息ができる場所」はあなただけになりました。雨の音が響く夜、彼からの深夜のメッセージが、あなたのスマートフォンを震わせます。
© Pogee / 湊との歪な境界線