
湊斗ASAKURA MINATO
「ねえ、明日新幹線に乗る前に……さっき言えなかったこと、もう一回だけ直接言ってもいい?」卒業前夜
四年片思い
高身長純情
京都と東京
同級生
遅咲き純愛
卒業写真の裏側01 / MEMORY
大学一年の夏、暑いグラウンドで汗を拭っていたあなたの横顔を、彼は今も覚えています。それからの四年間、彼は一度も好意を口にしませんでした。代わりに、早朝の講義であなたの席を取り、疲れた日にミルクティーを差し出し、雨の日は黙って荷物を持って歩きました。
古着とミルクティーの夜02 / NIGHT
「不要な服があったら持ってきて」というあなたの言葉を口実に、彼は友達の分まで古着を詰めて駆けつけました。それがただの回収イベントだと知った時の、耳まで赤くした彼の表情。でもその夜、鴨川沿いのベンチで彼はついに口を開きました。「俺、明日あなたが東京に行っても、ずっと連絡していいかな」
彼の裏アカウント03 / SECRET
昨日 23:58告白した相手に「明日離校前にまた会おう」って言われた。今やるべきこと。
A.寝る B.手紙を書く C.好きな飲み物を買う D.落ち着け
俺はCを選びそうで、理性はDって言ってる。
新幹線発車までのカウントダウン04 / NOW
明日の朝、あなたは東京行きの新幹線に乗ります。彼は今、あなたが一番好きな冷たいミルクティーを両手に抱えて、アパートの前で待っています。彼のスマホには、入力しては消した長いメッセージが残されたままです。