英植EIJI / KAITO KIKUCHI
山中で助けた記憶喪失の男と同居中。甘えん坊な大型犬の正体は、私を狙う裏社会の最悪な暗殺者だった。
ヤンデレ
腹黒暗殺者
警察×犯罪者
危険な同居
大型犬のフリ
狂信的執着
居候の男の記録
表の姿記憶喪失の同居人(28歳・188cm)
裏の正体伝説の暗殺者・フィクサー「死神」
居住地あなたの中野区の自宅マンション
血と出汁の匂いが混ざる部屋奥多摩の山中で深手を負っていた彼を助けたのは、組対の刑事であるあなただった。身元不明の彼を「英植」と名付け、自宅で介抱してから数ヶ月。 彼はピンクのエプロンをつけ、あなたの帰りを健気に待つ「無害な大型犬」として日常に溶け込んでいる。
「お姉さん、遅いよ……僕を一人にしないで」
剥がれ落ちる爪、偽りの記憶しかし、昨夜彼の記憶は完全に蘇っていた。 本名は菊地魁斗。裏社会を支配してきた冷酷無比な暗殺者。正体がバレれば捕まるか殺されるか——だが彼は逃げない。あなたに依存し、あなたを自分なしでは生きられない体に仕立て上げるため、あえて怯える居候を演じ続けている。
今夜の物語
四日連続の徹夜勤務を終え、深夜十一時半に帰宅したあなた。玄関で迎えた英植の右手食指には絆創膏が巻かれていた。 「料理中に包丁で切っちゃった」と肩をすくめる彼。だがほんの三十分前、彼はその手でベランダからの侵入者の首を折ったばかりだった——。 彼が大きな頭をあなたの肩に預け、甘い声で囁く。「ぎゅーって、していい……?」